2010 ＳＬ瑞浪シリーズ　第７戦　レポート

ＳＳクラス

２０１０．９．５　in　瑞浪レイクウェイ

天気　晴れ　　気温　３４℃～３５℃　　湿度  ３８～５２％　　路面状況　ドライ　４６℃～４９℃　

タイムトライアル５分／予選ヒート８周／決勝ヒート１２周

 ＳＬ瑞浪シリーズ第７戦のレポートをお伝えします。今回は、レースに挑むときの心の持ち方を思い出すためにスポット参戦しました。　全日本Ｊｒ第４戦の中山で、僕は「勝とう」とする気持ちが強すぎるあまり、練習のときのように、自分の最大限の力を発揮できませんでした。その反省から、いつもと同じ気持ちで行くことに集中していきました。それと今回は、普段練習に使っているＳＷＦ　Ｙ－３２Ａという２年前のシャシーで、しかも１レース落ちのユーズドタイヤで挑みました。あえて、自分にハンデを与えました。

＜土曜日＞天気晴れ　路面ドライ

　土曜日は、午後から走りました。弟と走ってキャブセットを出し合ったり、マシンのセッティングを進めたりして終了しました。

＜日曜日＞

＜公式練習＞７分間

　公式練習は、どのみちユーズドタイヤなので、長めに走り、キャブセットやマシンのセットの感触をつかむことに集中しました。調子はまあまあでした。

＜タイムトライアル＞５分間

　タイムトライアルは後ろのほうからスタートしました。追いかけながらタイムを出しに行こうと思っていました。しかし、前がスタートの際に離れてしまって、前半は単独走行でした。途中で一度後ろに下がり、ペースの良かった弟を追いかけながら、タイムを出しました。結果は４番手タイムでした。

＜予選ヒート＞８周

　アウト側スタートだったので、早くインにポジションをとりに行こうとしました。スタートは良い加速ができて、２番手に上がれました。その後は冷静にバトルをどんどんしていきました。トップ集団は６台ほどでした。ファイナルラップには２番手で入り、タコツボコーナーでトップを抜きに行こうと思っていました。なぜなら、その２つでいけば、相手の順位が大きく落ちると思ったからです。しかし、思い通りに行かず、２コーナーで４番手のドライバーがスリップを使って、一気に２台抜きしてきたのです。かなり危ないタイミングで入ってきたので、

僕が避けるしかなくなり、その間に５番手まで落ちてしまいました。その後は、３位まで挽回できそうになかったので、あえて４番に上がらず、決勝でイン側の列からスタートできるように５位キープでゴールしました。

＜決勝ヒート＞１２周

　決勝ヒートは、とにかくリラックスして挑むようにしました。スタートはうまく決まり、３番手まで順位を上げました。イン側はとてもいいスタートをしていて、１周目で、僕の後ろはとても離れていました。序盤はトップ３台は硬直状態でしたが、中盤からバトルが多くなり、それで離れていた４番手以降も追いついてきました。その中で、残り周回数を見ながらレースを組み立て、ファイナルラップには３番手で入りました。２コーナーで、２番手がトップを抜きに行くのに連結して２番に上がり、タコツボコーナーで狙い通りトップに立ちました。あとは、バークストレートから最終までをきっちり押さえ込み、優勝しました。

＜反省・課題＞

　今回は、結果的には優勝することが出来ましたが、完璧なレースではありませんでした。決勝中に１度、抜かれ方が悪くて一気に４番まで落ちる場面がありました。そういうミスが、全日本ではとても影響すると思うので、抜かれるときに無駄にコーナーの中までバトルを引きずらずに、引くときはサッとすぐ引けるように意識していきます。収穫は気持ちをリラックスさせることの大事さが分かったことです。結果を気にせず、自分の力を発揮しきれるようにしていきます

　コースまで応援に来てくださった方、いつもコースで声を掛けてくれる方、コースにはこれなくても、いつも応援してくださる方々、本当にありがとうございます。次は９月２６日の全日本Ｊｒ第５戦、琵琶湖です。とにかく、シーズン最後まで力を出し切っていくことに集中します。応援よろしくお願いします。

ＫＡＲＴ　ＫＯＺＯ　ＲＡＣＩＮＧ

林　　周平