2010 SL瑞浪シリーズ 第2戦 レポート

SSクラス

2010314 in 瑞浪レイクウェイ

天気 晴れ 最高気温  19℃ 湿度46→13% 路面状況 ドライ 

タイムトライアル5分/予選ヒート周/決勝ヒート12周

 瑞浪第2戦のレポートをお伝えします。

 土曜日は、朝から雨が降り始めました。日曜日は、晴れの予報でしたので、あえてレインタイヤで走らず、ウェット路面をスリックで走る練習をしました。将来のいろんな場面の時の対応能力をつけるために走りました。

 決勝当日は、予報どおり晴れでいい天気となりました。

 朝の、練習走行はドライの感覚を戻すのに少し多めに走りました。感じはばっちりで自信を持って、タイムトライアルに挑むことができました。

 タイムトライアルは一番最後に出て、スリップを使ってタイムを出そうと考えて挑みました。しかし、出走時に、1台エンジンがかからずに、僕のピットアウトをふさぐ形になって集団から離れてしまい、単独アタックとなりました。だけどぼくは、この日のマシンの調子も僕の走りも良かったので焦らず、タイムを出しにいき、毎周タイムを縮めていったのですが、集団で走っているドライバーのトップタイムと、コンマ4秒差で6位になってしまいました。しかし、単独でのタイムだし、6位ならトップ争いに加われる位置なので焦りはしませんでした。でも、いくら単独でもコンマ4秒離されるのは悔しかったです。これからは、単独でペースがあげれるようにしたいです。

 予選ヒートは、スタートに集中してトップ集団に加われるように考え、いっきにポジションを上げようとしました。それで2コーナーで1台を抜き、5コーナーで1台抜き3番に上がることが出来ました。その次の周では、トップに立ちました。トップ集団は4台くらいで何度も抜きつぬかれつをしました。だけど、今日の僕は、すごく走りもいいのでぜんぜん緊張もせず、冷静に戦えました。

 そして、ラスト2周で2位になりました。しかし、実はそれがラストラップでした。オフィシャルがラスト1周の指示を忘れていたのです。ラストラップに、トップに立つはずだったのに、計画がくるいました。でも、僕自身が、周回を把握していればポールをとり、ポールポイントが獲得できたのに、すごく残念でした。このような失敗はすごく損なので気をつけたいです。

 でも、決勝に向けて2番手スタートなら上出来だし落ち着いてレースができて自分のためになる予選でよかったです。

 決勝ヒートは、落ち着いていけば勝つチャンスはあると思い、挑みました。

 決勝のスタートは、アウト側の先頭です。スタートはいつも1番手のアクセルオンに合わせると遅れてしまうことがあったので少し早目からのアクセルオンでばっちりきめて、しかも1番手のスタートが遅れたので、1コーナーまでにトップになり、少しリードを築くことが出来ました。

 しかしまだ、スリップの効く距離だったので、次の周には4台ほどの集団になりました。が、その後3,4番手の2台がバトルして遅れたので、僕と2位との2台で逃げれそうな展開になりました。

 そこで僕は、めいっぱい集中してトップを走り続けました。しかし、2位のドライバーは仕掛けてきてバトルをはじめると後続に追いつかれ4台の集団になりました。そこで僕は、やっかいなバトルにならないよう気をつけて、抜かれたら抜き返し、なるべくトップに立ち僕の後ろでバトルをさせるような展開を考えていました。

その作戦どおり、僕がトップに立った時後ろでバトルになり、リードを築くことが出来、トップでファイナルラップに入りました。リードをキープすることに集中しました。そして、トップでチェッカーを受けました。SSクラス初優勝です。

 しかし、ラストラップは、後ろとの距離が気になって、何度も振り返ってしまい集中しきれていませんでした。初優勝も意識したりとキョロキョロしてしまい、後から父に、そういう姿は後続ドライバーの意識をあおったり、なめられたりするのでだめだといわれました。優勝することができてうれしいですが、まだ気持ちの弱い面があり、課題もたくさん見つかったレースでした。そこを修正して、走りや気持ちの面でも成長してもっともっと勝ちたいです。

 

 応援やサポートしてくださった皆様、ありがとうございました。

KART KOZO RACING

林  欣司